ドランとは音楽の趣味が合うんだよ、サントラが好みな映画、生きていく上での重要なスパイス。
美しい家族、美しくて明るい地獄の連続、美しい滅び。
久しぶりに再会した家族劇、会話劇としてのレベルが高す…
仮にも同じ血が通った家族なのに、こうもわかりあえないのか、と。
終始居心地の悪さを感じさせる。
どれだけ鑑賞を進めても、一向に物語が好転しないのが映画として新鮮で興味深い体験だった。
各人物の背景や…
リアルな点はいいと思う。
結局は家族でも自分以外は他人だし、分かり合えない部分が存在し、時間が生んだ取り返しのつかない事はどーやっても元に戻すことは出来ないのかもしれない。最後の鳥の描写はそういうこ…
過度とも言えるほど寄りのカメラばかり。
画面中にはルイ1人で映る事が多く、ルイと周りとの距離感の曖昧さを如実に示してる。
演技・表情はもちろん、内装や小物に至るまで圧倒的!分かりやすい説明は無いけ…
苦手と感じつつ、言いつつ、なんか見てしまうグザヴィエ・ドラン。毎回「全然すきじゃない!」と思っている。
「出た〜!!!唐突感強い音楽!謎な速度変化!(どんなレンズ使ってるんだよと思うような)過剰なぼ…
傑作
はじめ、若い頃何か問題が起きて家を出た、家族と似たような性質を持たない繊細な芸術肌の次兄が、死ぬ間際に家族に伝えに行く物語、イージーな映画かと思った。
何がすごいって台詞の端々、小物類から…
©Shayne Laverdière, Sons of Manual