雨宮はな

天使にショパンの歌声をの雨宮はなのレビュー・感想・評価

天使にショパンの歌声を(2015年製作の映画)
2.0
#邦題のコレジャナイ感 。『天使にラブソングを……』にあやかりたかったのがミエミエ。
2020.12.13に鑑賞済みだったらしい。
なにひとつ覚えていなかった。

スコアを1→2へ変更。
修道院の様子やシスターたちのやりとり、日本とも重ねられる社会情勢を描いているのが良かったため。

ラジオから聞こえるトークが非常に興味深い。
男性「産児制限を設けるべきでは?」
女性「女性にとってかなりの負担だ、出産は大変だ」
男性「ローマ法王の決定を待ってはいかがかな?」
女性「男性にピルの決定権があるのはおかしい、女性が決める問題。神が決める問題じゃない」

また別のラジオが聞こえるシーンにて
女性「教師はボランティアじゃありません」
女性「薄給で働く時代は終わりました」
女性「正当な報酬をもとめます、私たちは安い労働者じゃない」

原題は「La Passion D'Augustine(オーギュスティーヌの情熱)」なので、そのままじゃ集客できないのはわかるけど的外れすぎ。
雨宮はな

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