ナーガ

天使にショパンの歌声をのナーガのレビュー・感想・評価

天使にショパンの歌声を(2015年製作の映画)
3.5
Amazo primeの無料配信が終わりそうだったので滑り込み視聴。
題名が「天使にラブソングを」に似てるだけあって、内容も似ています。雰囲気はとても違いますが。
存亡の危機にあるキリスト教系の女子寄宿学校を校長先生が救おうとする話。舞台はカナダのフランス語圏。風景がとても綺麗なのと、フランス語が美しい。
寄宿学校の外観は、とってもかわいくて、20年前くらいに観たアニメの「マドレーヌ」に出てきた寄宿学校によく似ています。マドレーヌの舞台はフランスだと思いますが。

主人公の校長先生も凛としているけど優しくて素敵でしたが、周りにいる方々もとても素敵です。ちょっと時代に取り残されてる先生とか、吃音だけど歌は上手な生徒とか。

もっとたくさんショパンの曲が出てくるかと思ったら、「別れの曲」だけでした。音楽要素は少なめです。
最初の方に出てくるバッハのジャズアレンジは良かったなあ。


印象に残った言葉は「主は耳が遠いので自力で頑張らないと」
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