押井守2015年監督作品。「TOKYO TRIBE」の若手女優・清野菜名21歳主演映画。実写サスペンススリラー。
原案は、押井監督が審査委員長を務めたハードボイルドヨコハマアクションムービーコンペティション2012で審査員特別賞を受賞した、山岸謙太郎監督によるインディーズの同名短編。
とある美術専門学校に通う藍。事故で怪我を負った影響で心に傷を抱えた彼女は、眠ることもできずに授業からドロップアウトし、謎のオブジェを作る日々を送っていた。かつては天才少女と言われた藍を再び学園の広告塔にしようともくろむ校長は、彼女を特別扱いするが、そのことから藍は同級生たちによる執拗ないじめにあう。やがてそんな彼女の中で「何か」が目覚め、憂鬱な日常が崩れ始める。