スピルバーグ、ゴダール、ファスビンダーなどが出演したヴィムヴェンダースのドキュメンタリー映画。カンヌ国際映画祭に呼ばれた監督たちにテレビやビデオの台頭について尋ねる話。
是非ともポンコツMCUを筆頭としたハリウッドのユニバース化現象や、サブスクの出現について焦点を当てた続編を出して欲しいような作品でした。今作は出演者が豪華で、前述したスピルバーグたちに加えて、アントニオーニ、ヘルツォークなどが出ているし、それぞれ態度だけで個性がはっきり現れているのが面白かったです。ゴダールはやっぱりクソ野郎にしか見えず、スピルバーグがめちゃくちゃ勢いがあるように見えて、テーマだけではなく、監督たちが今作の時代性を表していた気がします。
正直テーマとか出演者に対して撮影が微妙なので、またヴェンダースがカンヌで今作の続編を撮って欲しいです。その時はお喋り大好きお爺ちゃんことスコセッシの出演もお願いします。
