【概要】
リーマンショック以前に経済破綻の可能性に気付いた金融マンたちの実話を、クリスチャン・ベイルやブラッド・ピットといった豪華キャストで描く社会派ドラマ。サブプライムローンのリスクを察知した個性的な金融トレーダーらが、ウォール街を出し抜こうと図るさまを映し出す。クリスチャンとブラッドに加え、スティーヴ・カレル、ライアン・ゴズリングも出演。『アザー・ガイズ 俺たち踊るハイパー刑事！』などのアダム・マッケイがメガホンを取る。痛快なストーリーと、ハリウッドを代表する4人の男優の競演が見どころ。(シネマトゥデイ参照)
【あらすじ】
2005年のアメリカ。金融トレーダーのマイケル（クリスチャン・ベイル）は、サブプライムローンの危機を指摘するもウォール街では一笑を買ってしまい、「クレジット・デフォルト・スワップ」という金融取引で出し抜いてやろうと考える。同じころ、銀行家ジャレド（ライアン・ゴズリング）がマイケルの戦略を知り、ヘッジファンドマネージャーのマーク（スティーヴ・カレル）、伝説の銀行家ベン（ブラッド・ピット）らを巻き込み……。(シネマトゥデイ参照)
『良い点』
・難しい投資トレードの世界を分かりやすく解説
・空売りと大恐慌は表裏一体
『悪い点』
・エンタメ要素が少なめ
《感想》
なぜか、こういったお仕事映画？が見たくなって以前から気にっていた今作品を見ました🎬
ちなみに、プラピ出てるの見始めてから気づきました😂
——— 🔹リーマンショック🔹 ———
自分自身はリーマンショック自体は子供だったので体感してませんが、どの様な仕組みで起こったのか気になってはいました。
投資自体は個人的にやってはいるので、投資の仕組み等の解説パート等もすんなり頭に入りました👍👍
また、初心者の方でも分かるように間に有名タレントが例に出しながら解説してくれています。
その解説方法も中々わかりやすくて好印象でした‼︎
ですが、映画自体にエンタメ的な要素は少なく結構淡々とリアルな描写が多いなと言う印象。
なので結構現実思考な映画構成になっており個人的にはとても面白かったですが、人によってはとっつきにくいかも…
——— 🔸最後に🔸 ———
空売りで成功した男たちの成り上がりストーリーではあるものの最後までスッキリしない嫌な終わり方をします。
大暴落による空売りで儲けるということは、裏を返せば世界中で不幸な人々が増加する。
リーマンショックの教訓を活かさずに今もなおサブプライムローンに似た仕組みの投資が蔓延している世の中に警告を発して物語を終えます。
最後までスッキリせずエンタメ性も皆無なゆえにリーマンショックについて考えさせてくれる良い1本でした‼️
