このレビューはネタバレを含みます
あー…
ダメです、ダメでした。半分で停止、少し先の事故のシーンやリョウがシンヤを遠ざけるシーンも一応チェックしましたがダメです
乙一による原作「calling you」は中学生のときに何度も読みました。ちょうどガラケーの全盛期。おおよその目安ですが、2000-2010くらいに中〜大学生を経験した世代が、自分の経験や記憶と照らし合わせやすい作品だと思います。
正直、実写化しにくい。だから設定改変したんだろうなーと映画公開当時思ってました。それで私は興味が薄れてしまったのだけれど。
今なら時間も経ちすぎているし、逆にこの改変も受け入れて観れるかなと思いましたが…
原作はじわっとくるので、おすすめですよ。もとは角川スニーカー文庫というラノベレーベルで公開された短編でとても読みやすいです。いまは「失はれる物語」という短編集にまとめられてます。角川文庫。
以下、愚痴になります🦑
・おもちゃの携帯、何のために出した？？？結局原作通り、頭の中の携帯で会話するんだからおもちゃの携帯出す意味…
・頭の中の携帯で話すから「声を出してない」を活かすために、シンヤが難聴に設定されたのはわかるけど
個人的に「リョウ、ロッカーの番号は…」っていうの原作中の名シーンだと思ってるので、それをカットしてなんかもっと前の時点でラジカセ郵送しちゃってるのが許せなくて！！！！！郵送！？？？？？なんで？？？？？なんか薄れちゃった！
・主題歌ドリカムは豪華すぎる💥その当時の空気感でいったらフジファとかがよかったな…というか原作読んでたら絶対バグダッドカフェのcalling you外せないでしょ！？インストバージョンとかで使えなかったのか、あえて使わなかったのか
