きまぐれ熊

ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリーのきまぐれ熊のレビュー・感想・評価

4.4
ディズニープラスに加入したので久し振りに再鑑賞。
やっぱ傑作だわ
ちなみにEP1-7まで観てて、7であれ??と思って以降は見るのやめちゃった勢
折角だから加入中に制覇しておくか

エピソード4だけだと僕の考えた最強の兵器ぽさもあったデス・スターにリアリティを持たせる事に成功してるし、味方にフォース感応者が居ない事でフォースが如何に人外の力なのかも分からされるという2点でナンバリングの格を一段押し上げる事に成功してる
その上単体のスペースオペラとして見ても完成度が高い
しかも登場するキャラクターの個性がみんな良いという弱点が全然ないスピンオフ

読後感が全く変わってくるけど、多分スターウォーズサーガとして発表されてなくても絶賛したと思う

意外にアクション盛り盛りだしドンパチシーンは見応えあるんだけど、個人的なハイライトは中盤でジンとキャシアンがぶつかるシーンとその後の決起のシーン
皆んな感情むき出しでエゴをぶつけ合うけど全員の気持ちが分かるので見てて辛いし、その分タイトル回収のシーンがテンション爆上がりするんだよな

こういう下敷きが、ナンバリングで見えない所にも無数にあったんだと思わせた時点で外伝としてはもう大成功だよね

あとは結末のシーンの浜辺の美しさが超印象的
こういう終わり方を見ると、スターウォーズって時代劇の文脈が根底にあるんだな〜って痛感する。生きるために死ぬ美しさ。

ちなみにチアルートはフォース持ってない派です
最後に一瞬フォースに目覚めたって説も好きだけど、彼にとってのフォースって物理的な力そのものというよりはパーソナルな信仰だと思うんだよな

同じ時代を描いたフォールンオーダーもナンバリングのリアリティと主要人物の格を押し上げる事に成功してるのでローグワンが好きな人にはオススメしたい
ゲームだけど
きまぐれ熊

きまぐれ熊