いかにも新人の脚本家が書いたって感じの。全く定石通りに進む。いや、定石通りが悪いわけではないが、あまりにもむきだしすぎて。特にミシェル・モナハンのキャラがある分数である決まった反応をする機械みたいな扱いで。例えばあるシーンで怒って出ていったかと思えばそのあと普通に主人公となんなく話してたりする。結局2人の間に障害もクソもないんやんていう。
中心の2人に何か起きる→友人と相談→2人→友人、のパターンで構成。
脇にオーブリー・プラザとかルーク・ウィルソンとか置いてるわりに。
で、なんでそういうキャストがしっかりしてるのかというと、これハリウッドの脚本ブラックリストにのった作品みたいで。でも結局そういうのって「いいこちゃん」みたいのばっかで、作られてみると大したことないの多いのよね。
一方でクリエヴァがフラれるとこのリアルっぽいとこはやたらよかった。ああいう身につまされるシーンが一つあるだけで観てられるっていうのはある。
で、やっぱりミシェル・モナハン好きぃ。