このレビューはネタバレを含みます
ずっと気になってたやつ。
十代のころにチアーズに心奪われて、コヨーテ・アグリーが好きで、アメリカン・アイドルにハマって、GLEEが好きで…
好きじゃないはずがないよ。
でも、きっとベタベタなストーリーだろうし、期待を超えることはない気がして、1のサントラは聞いてみたけど、gleeの焼き直しじゃないのって、女の友情の物語に終始するならガッカリしそうだなって思ってた。
1より2のほうが評判が良いと聞いて、ようやく鑑賞。
こんなにB級コメディっぽいノリだったんだ!?
曲はもちろん良かったけど、面白かった、各キャラが…良かった。
大学生活のモラトリアム感、進路に悩む感じが良かった〜! そうそう、こういうキャンパスものが見たかった…クッソ底辺でおバカにあがく感じが良かった。
統率された軍隊のようなドイツチームvs人種のるつぼアメリカチーム…なるほどね〜!
カバー曲とマッシュアップだけじゃダメだと突きつけられるのも良かった…そうなんだよなあ、素人はみんなが知ってる曲で盛り上がりたいんだ…プロはオリジナルを生み出して勝負してこそ、真価が出るんだよね…
ベタだったけど、最高だった。
「cups」のリプライズが効いてたなあ。
ラストソング、創立からのメンバーたちが大集結した姿に目頭が熱くなった…アメリカすげえ〜強い女たちの歴史すげえ〜!
アナ・ケンドリックの魅力がようやくわかった気がする。
新メンバーの彼女って『はじまりのうた』でギター弾いてた彼女だよね、『マイ・インターン』に出てたアダム・ディバインって歌えるひとだったんだ!? いいな〜、音楽できる俳優さんがいっぱい活躍してて。
エンドロール最高かよ。
何度も死にそうな目にあってきた彼女は何者なの…?
1も見るね…3は映画館で見たい。
2020.4.26.
なんだこの生温いレビュー。フェミニズム 的な語りを避けようとしてた時期だと思う。冒頭から、cuntが問題になる、めちゃくちゃフェミニズム で、クライマックス、各世代のOG勢揃いで、アメリカの女たちの歴史に圧倒された、なのに、ここに書けなかったんだよなあ、書くのを避けたんだよなあ。備忘録。