140字プロレス鶴見辰吾ジラ

プレデター2の140字プロレス鶴見辰吾ジラのレビュー・感想・評価

プレデター2(1990年製作の映画)
3.3
嗚呼、
TVもねえ、ラジオもねえ
車も全然走ってねえ
ピアノもねえ、バーもねえ
シュワちゃん筋肉モ~リモリ
朝起きて、狩りをして
2時間たらずのランタイム
彼女いねえ、ダチもねえ
俺の顔には魅力がねえ

おら、こんな森イヤだ~
おら、こんな森イヤだ~

LAへさ、行くだ~

LAさ、ついたら

人皮剥いで~

ジャズの店やるだ~

ということでプレデター都会に行く。対する相手は人間凶器”リーサル・ウェポン”ことメル・ギブソンの相手もしていたダニー・グローヴァー。モンド映画スタイルに近いのか遠いのかアマゾンのハンター部族が大都会に来てしまったから、さあ大変!

しかしロケ地で予算が飛んでしまったかを勘ぐるような、無印プレデターのエイリアンテクノロジーとローテク特殊部隊兵士のタイマン勝負のシーソーゲームと、アメリカという大国がベトナムでゲリラ兵に敗戦してしまった悲壮感のエンタメ化の皮肉と楽しさが、都会のネオンに照らされ過ぎている。巨人にFAできた選手が基本活躍してないのではないか?という大物になる難しさを語っているようなないような。