このレビューはネタバレを含みます
LV.100のグルートの様なイチイの木の怪物が、少年の成長を末期ガンの母を通して促す映画
善や悪のみの側面しか持ってない人間は居ないし、殆どの人間はその中間であるから上手くバランスをとりなさい
信じる者は救われる訳ではなく祈りだけじゃなく行動が大事
目立とうとして過激なことをしても、本当に求めていた対応はされず虚しいだけという三つの話を木は教えてくれる
母の病気の重さと、そう遠くない死を予感してたことを怖がりそして疲れることを悪いことだと思っていた少年が本当に可哀想
死を待つのは本当にしんどくて辛い事だから
ただ、いじめっ子や他の女と子供作ってる元父や祖母との暮らしが続いてくこれからを考えるとハッピーエンドではないしなんだか歯切れが悪い
その中間で人生は続いてくというのは三つの話にもあったどちらともないのをバランスを取るということなのだろうが、私はせめて少しはハッピーエンドを匂わせて欲しかったなと未熟者だから思う