良き美しい映画
ジャン・ルノワール作品
週末に郊外の農村部に来た貴族たちが楽しくピクニックする映画。
ストーリーはそんなに面白くないです…。
幸福感に満ち満ちた作品であり、その場のノリのようなものを映画に反映されているのが良いです。
モノクロなのに美しい景観の描写は今にも色彩を宿す勢い。
40分ですぐ観れるのも良い。
ただ、本当はもっと長かったのに、戦争が始まってしまったため、フィルムが破棄されてしまったとか…。
確かに後半の展開がやや速い。
有名なのが、嵐がやって来てルノワールはそのハプニングを活かして、大雨を効果的に撮ってしまったんです。
大雨が結ばれない愛の激しさを上手く表現してました!