ここまでくると、キリスト教ももはや呪いだ。
同性愛者が、他人からの批判ではなく、神からの拒絶によってこんなにも苦しんでいるとは。
主人公のマイケルは、いろいろ最もらしいことを言ってたけど、
わたしには全然ピンとこなかった。
神は、本当に同性同士で愛することを禁じているの?
間違ったことだと定義しているの?
聖書は、権力を持ちたい人たちによって、さんざん書き直されてきたのに。
日本は無宗教だと言われるけど、それが悪いことだとは思わない。
空や山や海をみて、自分を超えた大きな存在を感じ、生かされていることに感謝する。
ちいさな教義にとらわれているより、ずっと神に近い生き方のように感じる。
LGBTについての理解は、今は世界に遅れをとっているかもしれない日本だけれど、
これからは先頭を切る国のひとつになっていくかもしれないと、ふと思った。