ikumura

ア・クリスマス・ストーリーのikumuraのレビュー・感想・評価

3.4
【この中西部の片隅で】
この一年半くらい自分的大ヒットだった劇場映画は大体一緒に観てる友達が、
アメリカを離れる前に最後に会った時、クリスマス映画といえば!と激推ししていた映画。
「古き良きアメリカを感じるよ〜」と。

他の方のレビューで知りましたが「死ぬまでにみたい1001本」に入ってるんですね。
アメリカではクリスマスの定番TVプログラムだとか。

クリスマスプレゼントにライフル型のBBガンがほしいのに
お母さんや学校の先生など大人たちに「目を撃ったらどうするの!」と反対される
メガネの少年、ラルフィ君を主人公にしたドタバタコメディ。

ちょっとドリフみたいなクスッとくるエピソードを積み重ねてクリスマスを迎える一家を描く、
という感じで、笑いのツボに入るかで好みは分かれそう。
今の価値観からすると「?」なネタもあるし。
個人的にコメディとしては、まあまあかな、という感じ。。
引越しの合間にラップトップやスマホで見た感じなのも影響してる可能性あり。
ラルフィくんの妄想や、大人が子供の夢を打ち壊しに(?)くるスタイルは笑った。
子供時代あるある。

そして最後のホッコリ感は好き。
振り返ってみればなんでもないことが特別だったり、という、
中西部の平凡な街の、一家族のクリスマスストーリー。
冒頭の映画友達がこれが大好き、というわけがなんとなく分かったし、
多分これからも彼と一緒にこの映画のことを思い出すんだろうな。

(関係ないですがプロフィール欄にて今年の個人的ベストムービーをまとめ中。。まだ増えるといいな。)
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