光一

ビッグゲーム 大統領と少年ハンターの光一のレビュー・感想・評価

3.1
舞台はフィンランドの山奥(景色の映像がすごく凝っていて綺麗!)。大人になるための習わしとして、1人で狩猟をする13歳の少年。そこに、アメリカ大統領が飛行機を撃ち落とされ、落ちて来る。
 
2人の弱虫が山奥で成長しながら、テロリストと闘う物語。最後はちょっとウルってしましたよ。
 
でも、突飛なアイデアたちに酔いしれたのか。それを丁寧な演出で固めてこそ最高の映画なのに、その場にいる人間しか分からない情報を、第三の場の人が知っている状態になっていたり。偶然、弾が綺麗にかすったり、偶然、流れ着いたら飛行機の手前だったり。「作り手の都合」が見え過ぎて残念でした。
 
最後に一言だけ。
CIAの老人がアツい。
 
シナリオ点4
構成点3
演出点1
映像音楽点4
印象点2
エモーショナル点4
追加点0.1
総合点3.1
光一

光一