吹替版を視聴。
フェルトの人形が動く、平面と立体の中間のような面白い映像だった。ユーリー・ノルシュテインを思い出した。
絵本の読み聞かせのような穏やかなナレーションに癒された。
吹替はテレビアニメ版と同じキャストで、子どもの頃に少し見たことがあったので懐かしかった。子安のスナフキンはやっぱり最高だなー。
ピンチの連続でなかなか波瀾万丈な展開なんだけど、あくまでも淡々と、本のページをめくるように次のシーンに進むので不思議な感じだった。全然引っ張らない。くどくなくてよかった。
ムーミンにわかなので、スノークは眼鏡かけてないときもあるんだ、とか、ムーミン屋敷は青と赤じゃないんだ、とか驚いた。
「見たものはかばんでなく、頭に入れて帰ればいいのさ」というスナフキンの台詞、なんでも写真に撮って済ませてる身につまされた。
原作もちゃんと読みたくなった。