かー

山の音のかーのレビュー・感想・評価

山の音(1954年製作の映画)
3.3
ムッキィイイイ!!って声に出そうになる男の態度。親と同居&女中みたいになってる&夫は複数人と浮気&それが家族中の公認、、

どうなってやがる!?!
昔はこういう女の人もいたのか…で受け止められないくらい意味不明な環境だった。良いお父さん風ではあったけど、そもそも親がどうにかしろよ!お前の息子だぞ!と思ってしまった。時代が違うし、というか今の時代だって似たようなことは起きてるだろうが、意味不明すぎる夫から離れるって当然の選択すぎて映画としてのおもしろさはあまりなかった。昔は当然ではなかったからこれが沁みたのだろうか。二児の母である夫の姉が比較対象になっていて、原節子の苦悩や慎ましさを感じる映画ではあった。

「ビスタが低くしてあって、広く見えるんですって」
「ビスタってなんだ」
「見通し点って言うんですって」

すごく意味ありげではあるが、この会話で終わるのか…。笑
かー

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