Kanna

ディオールと私のKannaのネタバレレビュー・内容・結末

ディオールと私(2014年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

𝐃𝐢𝐨𝐫 𝐚𝐧𝐝 𝐈

2012年4月9日付けでDiorの
アーティスティック・ディレクターに
就任したラフシモンズが
Dior就任後、初めて手がけた
"オートクチュールコレクション "
を発表するまでの8週間に迫った
ドキュメンタリー映画🪡🩵🫧
(ナレーションの方が今は亡き
"クリスチャン・ディオール"に扮して
語っているのも面白みがあった🗣️)

もうめちゃくちゃ感動した😭!!
気持ち篭もりすぎてreview鬼長い😂💭

オートクチュールのドレスは
全てアトリエ製作の手作業で
1着1着それはもう丹念に作られる🏷

アトリエの職人さんたちが
"まるで愛しい我が子"と比喩する程
気持ちを込めて作ったドレスの数々は
細部にわたるまで美しい👗🪄︎︎

まっさらの布がたくさんの
プロセスを経て1着のドレスに
形作られる瞬間は思わず涙出た😭

アトリエの職人さんたちは
既存の顧客対応にプラスアルファで
ショーの準備に取り組む必要があって、
決められた期日に間に合わない事もあり、
現場がピリつく事も🥲
そんな時、ラフシモンズの片腕
ピータームリエがアトリエの
職人さんたちに配慮してる姿が
すごく印象的だった👏🏻💮
ラフ名義で作業場に花を贈ったり…
職人さんたちと談笑して場を和ませたり…
さすが片腕と言われるだけあって
ラフのフォローが抜群だった🥹

ショー前日の最終調整(夜)で
よりにもよって無数のビーズで
デザインされたドレスの生地が
急遽変更になり、真夜中に手作業で
ビーズを外すお針子さんたち🫠
無数に及ぶビーズをさらにまた付け直す
必要があるのに時間が限られていても
生地と生地のつなぎ目の(正直見えない)
わずかな部分でさえ妥協を許さず、
これぞまさにプロ集団😭ってなった🤝🏻

"突飛なアイデアで実現が難しい"
と漏らしたシモンズの会場デザインは、
見る者の目を奪い、画面越しでも感動😢
会場を包み込む無数の生花によって
視覚も嗅覚も楽しめるとか最高😭🌸

ショーの直前、成功を願い不安で
涙するシモンズもショーの終盤
自分たちが作り出したものへの成果と
手応えに感極まって涙する
シモンズもそのどちらも
彼が本気で仕事に取り組んだ証で、
心が震えて涙が止まらなかった😢✨️

ラフシモンズが手紙に記していた通り、
彼と彼を支えた全ての方々が
"一緒に作り上げた珠玉のコレクション"
はものづくりの素晴らしさと過酷さ、
一流とは、プロフェッショナルとは何かを
教えてくれてドレス1点1点を見ながら
涙が止まらなかった😂😇🥹

"Diorの伝統"という
プレッシャーに打ち勝つだけではなく、
彼らしさをaddし、見事成功を収めた
ラフシモンズとそれを支えた全ての方々に
心からの尊敬の念を示します

😢♥♥♡♡♡
Kanna

Kanna