あけ

怒りのあけのネタバレレビュー・内容・結末

怒り(2016年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

何に対して胸が締め付けられるのか…?
殺人事件?
3人の男の過去?
沖縄問題?
信用できなかった人たちの心?

最後の伏線が繋がった時、容疑者として見られていた人物の心の優しさが溢れ感じて来た

※恋人?として一緒にいた人の母親の話し相手の姿は、初めは何か裏がある様に見えたが、実際は施設で暮らしていた彼にとっては心の拠り所を見つけられたのかもしれない

※名前を変えて逃げている、正社員を断るのは、怪しい…が、実際は本当に自分の身を守るためだった

見える視野が狭くなればなるほど自分の価値観で判断してしまう

【怒】の犯人は元を辿れば被害者に過ぎない

何より、その様に見えてしまう役者陣の演技の素晴らしさも先読みできないストーリーなっていたんだなぁ…

人にはお勧めできないけど、、、心にズシンとくるいつまでも忘れられない作品
あけ

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