だい

迷宮カフェのだいのネタバレレビュー・内容・結末

迷宮カフェ(2015年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

えっ、世間的に何でこんな評価低いの??
めっちゃ泣けるof泣ける映画。

骨髄バンクの宣伝臭がすごいのが評価低い原因かしら。
例えそうであってもストーリーがしっかりしてるからいいと思うんだけどなあ。

たしかに粗を探せばいろいろあるけど。
会話場面の映像の撮り方が雑だとか、
マッチョのキャラが過剰すぎるとか、
そもそも捜索願出されてないの?とか、
何で今頃になって容疑者になったの?とか、
いくら何でも姉妹で似すぎだろ、とか、
たしかに御都合なとこは、ある。
あるぞ。


でも泣けるからいいんじゃぁぁぁぁ!!!!!


登場人物めっちゃ少ないのに、
泣けるポイントが別々にあるのずるいやん!

ドレスを着て面会に行くアスカ。
「わたしは、一生あなたの家族だから」

泣くぅぅぅぅぅぅぅ(涙涙涙涙


「マリコ……来て」
で行かなかったことを悔やみ続け、
自分の骨髄で誰かを救えたら自殺しようと決めていたマリコ。
最後の録音で、
「マリコ…生きて」
だと知った時の衝撃!!

泣くぅぅぅぅぅぅぅ(涙涙涙涙涙涙涙


生きることに希望が見出せなくて簡単に人を殺したスグルが、
生きたいと初めて思えた時に、本当に自分の罪を痛感した。

親友に寄り添えなくて一人死なせてしまったと罪を抱えたマリコが、
最後の声を聴いて、命を捨てることが償いではないと知った。

命の赦しの物語。


世の中には、
生きたいと思っても生きられない人が、いる。
生きたいと思えば生きられる僕らは、
彼らの分まで強く生きる義務がある。

「将来の夢は、なに?」
夢が本当に夢でしかない人が、いる。
夢を追う時間が残されている僕らは、
彼らの分まで夢に向かって生きる義務がある。

そう、思う。
だい

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