みい太郎

共犯のみい太郎のレビュー・感想・評価

共犯(2013年製作の映画)
3.7
久しぶりの台湾映画。
偶然のタイミングに居合わせた3人、
同じ学校の高校生。
それまで縁はなく全く関係性が無かったが
衝撃的な場面を共有した3人の友情物語。

あの世代特有の疎外感、孤独感。
マグマみたいな制御できない自分や
簡単直結な単純な回路。
アオハル。
なんとも言えない不安定さの中の
フレッシュさ。若さとはこれの事か。
と、私たち世代にはもう出せない感情と
いうかー感覚なんだなぁと思った。

いじめれっ子、優等生、ヤンキー。
気が合えばカテゴリーなんて本当は
あまり関係ないし必要もない。
キュンとしたり刹那かったり…
映像も綺麗だし画角も良き。
日本もこのカテゴリーは得意だけど
なかなか優秀な作品だし
思うより面白かった。
みい太郎

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