ハナカズキ

ピエロがお前を嘲笑うのハナカズキのレビュー・感想・評価

ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)
4.0
以前mokemokeさんがレビューを挙げられていて面白そうだなと思っていた映画。こういう系は恐らく何の情報もない方が楽しめるかと思い、あらすじも読まず、いろいろ情報が書かれているジャケ写も読まずに挑みました。私にとって初ドイツ映画です、多分。

全体的にダークな雰囲気で、特にサイバー空間でのやり取りの演出が秀逸です。ネタバレ厳禁ですのであまり何も書けませんが、面白かった。満足です!mokemokeさん、ありがとうございました😊

ちなみに、このハッカー集団の名前がClowns Laughing At You (ピエロがお前を嘲笑う)の頭文字を取ってCLAYなんですが、ドイツもこういう時は英語なんですね。ドイツ語でも頭文字を取ってグループ名って作れそうですが、やっぱり英語を使う方がかっこいいのかな。


以下ネタバレあり。未鑑賞の方はスルーしてください。






冒頭で警察の取り調べシーンから始まるので、罪を犯したベンジャミンが結局捕まるのはわかっていても面白いのは、もちろん終盤の展開のおかげ。途中でとある有名映画のポスターが出てくるのも粋な演出でした。

以下とっても個人的なつぶやき。


こういうのは「どんでん返し」「二転三転する展開」などと説明されますが、個人的にはこのような情報もぜひ知らずに見たいと思っています。と言うのも「どんでん返し」と聞くと、「この怪しい人が実は無関係で、この善良っぽい人が犯人かも」などといろいろ疑い始めてそれが当たってしまうことがあるからです。そういう系で有名な映画でそんな経験あり。泣きたかった(笑)

でも、意表をつくような展開の映画は大好物。「どんでん返し」という情報を知らずにどんでん返し映画に高確率で辿り着く超能力を身に着けたいと思う今日この頃です。
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