土屋ノリオ

神々のたそがれの土屋ノリオのレビュー・感想・評価

神々のたそがれ(2013年製作の映画)
2.9
昨年度の日本公開から未見であったが、京都みなみ会館のオールナイトイベント
『不思議惑星キン・ザ・ザ』公開記念<ファンタスティック!SFナイトvol.2>
『ファンタスティック・プラネット』『ヤコペッティの大残酷』『神々のたそがれ』
で4本連続鑑賞。地球より800年ほど発展が遅れた惑星を調査するため、30人の学者たちが派遣。その惑星では文明の発展を拒むかのように圧政や虐殺、知識人の抹殺が繰り返されている。惑星の人々から神のように崇められる存在となった地球人の男ドン・ルマータは、権力者たちの蛮行を傍観し続けていたが……。この内容を読めば興味を持つ人もいると思うが、実際は糞・泥・血・唾・反吐・汗・鼻水・鼻血にまみれ、人間は醜い生き物だと神目線で描いているのだろう。非常に評価の高い作品であるが、やはりゲテモノと芸術は紙一重で、個人的にはあまり受け入れられない一本。
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