Jimmy

奇妙な幻影のJimmyのレビュー・感想・評価

奇妙な幻影(1945年製作の映画)
3.6
予知夢をベースにしたサスペンス映画で、観る者を不安にさせながらもテンポ良く物語が進んでいき、なかなか楽しめるエドガー・G・ウルマー監督作であった🤗

主人公の青年は奇妙な夢を見る。父が見知らぬ男に変わったり、父親がトラックに押されて線路に侵入して列車に轢かれて死ぬ。そして、「この時を待っていた!」と男が言う……などの夢。
青年が実家に戻ると、母親は見知らぬ男と恋をしていて今にも結婚しそうな雰囲気。青年は出来るだけ母親が結婚しないように時間を稼ぎながら、男の正体を暴こうとするのだが、母親にも青年にも彼の姉にも危険が迫り……というもの。

予知夢がそのまま事件の真相になっていくあたりは出来過ぎなドラマでやや反則技だと思うが、監督の「楽しきゃイイじゃん!」という気持ちがあらわされているような気がした😄

買ったまま観ていなかった「エドガー・G・ウルマー DVD-BOX」(8作品収録)のうち2作品は以前シネマヴェーラ渋谷で観たが、残り6作品未見だったので観始めたのがこの作品🎥
(※本作も以前シネマヴェーラ渋谷で上映されたが都合がつかず行けなかったもの)

さぁ、残り5本の「たぶんB級映画の佳作?」も観ていきたいと思うクリスマスイブ⛄️🎄✨……🤣笑
Jimmy

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