引き続きエドガー・G・ウルマー監督。
“女囚”を描いた映画として最初のものだそう。
街を意のままに支配するギャングのジョニー・ムーンは裁判では陪審員を手なずけ無罪とし、市長も操ってやりたい放題。
ジョニーの妻ジーンの妹ヘレンはジョニーの義妹であることで教職を追われてしまう。
ジョニーを何としても捕らえたい刑事ドノヴァンの協力でヘレンは女子少年院の更生担当となるが、その院長もジョニーの息がかかっており、女囚たちは酷い扱いを受けていた。
ジョニーの愛人リタが女囚扱いで送り込まれる中、ヘレンは環境改善に動きながら、院長の不正の証拠となる書類を盗み出しドノヴァンに渡す。。
主役のヘレンの髪型がリーゼントx江戸女風?でユニーク。(ジャケ写の右中の横向きの方)
市長の妻の部下で言いなりになっていたクリーターというオッサンが、一転反撃してから飲んだくれになりつつ、後半のキーマンになるのも面白い。
女囚のみなさん、少年院という年齢ではなさそうなお姉さんたち&シンプルなワンピースにヒール履いてるんですが、この時代の実態だったりして?