Jimmy

ハーレムにかかる月のJimmyのレビュー・感想・評価

ハーレムにかかる月(1939年製作の映画)
2.0
エドガー・G・ウルマー監督の中編だが、ハーレムを舞台に黒人たちを描いたものの、いかんせん褒めるには程遠い感のある作品だった😅
強いて言えば、「ハーレムは黒人のマンハッタン」というセリフは良かった👍

未亡人ミニーはスーという年頃の娘と暮らしていたが、再婚相手はギャングのボス的存在のチンピラ。彼がスーに襲いかかる現場を見た母親は「娘が再婚相手を誘惑しようとした」と誤解して、スーを家から追い出してしまう。やがて娘スーはナイトクラブで歌うようになるが、母親は敵対するギャングに撃たれそうになる夫をかばって死んでしまう。そして、ギャングの争いは………といったドラマ。

ウルマー監督は、これを4日間で撮り上げたというが、低予算映画らしく、1939年作品という監督初期作品なので仕方ないのだと思う。
後年にはたくさんの佳作を作り上げた監督でも初期作品は……という監督は山ほどいる。
エドガー・G・ウルマーも、その中の一人であったようだ。
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