ハーレムは黒人のマンハッタンだ
エドガー・G・ウルマー監督によるモノクロ・ヒューマン・ドラマ
1939年の作品ということもあり、画質はボソボソ、銃撃シーンも大根ではあります(笑)
が、そこは"B級カルト映画の帝王"ウルマー!!
登場人物全員の台詞に芯があり、存在感があったのが印象的でした♪
誰がメインなのか分からなくなるほど!
あかねちゃんセレクト良品☆
バツイチ子持ちミニーと、ギャングのクソ野郎ダラーが結婚した。
ミニーは彼にぞっこんなので、ギャングであるなんて思いもしない。
娘スーがそれを指摘しても、ひっぱたく始末である。
一方、このハーレムからギャングを追い出そうとしているインテリ優男ボブは、スーと相思相愛。
しかし、ダラーは彼が邪魔で……
とある台詞のやり取りが二度出てくるのですが、二度目の強い気持ちが籠った感じが良かったなぁ~
そこやショーのシーンなど、全体的に舞台っぽい印象。
悪く言うとやり過ぎ演出、なのですけどねw
でも嫌味な見せ方ではないし、68分にみっちりと詰め込んだ人々の思いが重い良作でした☆