いやぁ、面白かった‼︎ 「テンション」に大笑い‼︎ 地味にホッコリ感動したりして いい感じにテンコ盛り。 盛られている事は多いけど、胸焼けせずに楽しめた。 「人を見た目で判断してはいけません」の見本の様なヨーランディがイイ。 キャスティングが成功なのでは。 そして、人間くさい、泥臭いヒューマンドラマでもあった。 「えーっ、ひっどーい」と思うシーンもあったけど。
今作の中で見逃せないのが、チャッピーと創造者、ニンジャ&ヨーランディの交流と芽生える絆だろう。 ここが最大の魅力。 生みの親と育ての親。
チャッピーと、このヨーランディが微笑ましい。 黒い羊の絵本は深いなぁ。
貧困と治安の悪さは比例する。 少年兵が生まれる背景とか思い浮かべながら、「生まれた環境、場所が違ったら」「ギャングだって生きる為。他に生きる術を知らないんだよなぁ」なんて思ってしまった。 生まれつき悪い奴なんていない。 もうこれは孟子の性善説。 ニンジャが口で上手いこと言って丸め込んでたけど、謝ってたし。 ギャング役のニンジャとヨーランディは、役名と同じ名前で活動している実在するユニットで、なんか親しみが湧いてしまう、ギャングなんだけど。 チャッピーにも愛しさを感じたし。 劇場鑑賞出来て良かった。 シガニー・ウィーバーと悪役に徹したヒュー・ジャックマンが出演する事で全体が締まる感じも良かった。 例のカットシーンも観てみたい。
