宣伝から受ける印象よりだいぶハードで良かった。チャッピーをかわいいと感じるのもラストの展開に仄かに嫌悪感は覚えるのも、すべて掌の上で転がされてるような気がする。
こうなるとそんな絵を描くはずないポスタービジュアルのほうが気になってくる。
自然にケアを負う母と有害な男らしさを植え付ける父、というステレオタイプもその一部だろうし、キャラクターとして違和感がないから受け入れてしまう。
ただし「家族」を構成するのがその血の繋がるわけない両親+第三者のニンジャ、創造主、と一捻りあるのがまた良い。
しかし良いシーンの緊張感を崩壊させる「テンション」よ………