なかた

トイレのピエタのなかたのレビュー・感想・評価

トイレのピエタ(2015年製作の映画)
3.8
【杉咲花、8年前から凄まじい演技...】
杉咲花、野田洋次郎、リリーフランキー。
彼らのドキュメンタリー映画を見ているかと錯覚するほどキャラクターがたった映画。

気性が荒く不器用だけど根は真っ直ぐな思春期ど真ん中の杉咲花。
半端な生き方をしていながら秘めた才能が滲み出てしまっている野田洋次郎。
脇役なのに主演映画を見たかのような不真面目だけど頼れる良いおっちゃんのリリーフランキー。

このキャストでなければ成り立たないのでは?と思わせるほどの映画に仕上げている製作陣も凄い。



▼概要
手塚治虫が死の直前までつづっていた病床日記に着想を得たオリジナル作品で、人気ロックバンド「RADWIMPS」の野田洋次郎が映画初出演で初主演を務めた。

ドキュメンタリー映画「ピュ~ぴる」で高い評価を受けた松永大司監督の初の長編劇映画。
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