はなればなれのマチルダ

もしも建物が話せたらのはなればなれのマチルダのレビュー・感想・評価

もしも建物が話せたら(2014年製作の映画)
-
オスロのオペラハウスとポンピドゥセンター好きだった、良かった。刑務所のも結構面白かった。

そもそも建築の視点から映画を進めていくのはやはり興味深いし、図書館のエピソードでの二重のヴォイスオーバーの効果については、かなり考え甲斐があると思った。
実際、今週末に提出したドキュメンタリー短編制作の課題で、とある人の脳内における言語の存在とその大きさや距離を二重のヴォイスオーバーで表現してみたら、案の定、鑑賞者を混乱させたけれど、その混乱こそ私が意図したものであり、とある人の脳内における言語的混乱であるからまあ私の課題はそれなりの成功を収めたと言ってもいいのかもしれない。