とらちゃん

アバター:ウェイ・オブ・ウォーターのとらちゃんのレビュー・感想・評価

4.8
公開日に、しかも池袋のIMAXGTレーザーの良い席で観れた!
そして期待にしっかり応えてくれたジェームズ・キャメロン!本当に最高だった。
まず、とんでもない映像美に度肝を抜かれる。序盤から前作に引き続き森の映像が綺麗すぎる。そして、今作はなんと言っても海。
言葉では言い表せないほどの凄さだった。
特に、ラストらへんのシーンは画面から映像が出てきてた。光り輝く精霊のような存在がたくさん出てきてるところ。
IMAX3Dの没入感と迫力もあり、僕はもう3時間と20分、完全にパンドラにいました。
ちょっとね、映像美などの画面の凄さは他を追随させないレベルだった。

内容はいったってシンプル。誰でもわかりやすく、そして、面白いと思うような内容。テーマも前作から引き続き愛の物語。
家族の団結が最大の弱点であり、最大の強み。ありきたりではあるもののそれでいい。
今回は敵のクオリッチの親子の関係にもスポットライトが当てられてた。そこが今後どのように影響してくるのかが非常に楽しみ。
また、これも無難ではあるけども、友情にもスポットライトが当たってて良かった。
今回、新たな登場人物が増えたからしっくりくるか心配していたが、どのキャラクターにも魅力があり、感情移入ができ、大好きになれた。特に、次男のロアクがすごく良かった。若さゆえの危うさが今作では全面に出ており、それが失敗につながり、大切なものを失うことになる。次作以降からの成長が非常に楽しみで、親父のジェイクと同じく兄を亡くしてこれから親父を超える男になりそう。
そして、キリ。とんでもない才能を秘めてたね。この子は今後神にでもなるのではないか?神ではないけどブッダみたいになるかも。

次作からの展開まじでどうなるんだろう。とりあえず、現在パンドラにいる人間たちを追い返すのか、それとも地球が今後滅亡するというセリフがあったから共存の道を進むのか。ナヴィたちそして、パンドラの自然が幸せになる方向に進んでいってほしい。

本当に最高の映画でした。
必ずDolby cinemaで2回目を観に行きたい。

2022.174本目
とらちゃん

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