“死ぬから、そばにいて。”
各国映画祭で評価されたサブディ兄弟の初期作。A24とNetflixにより配給された最新作の“アンカット・ダイヤモンド”に向けて鑑賞。NYでホームレスとして生きる若者達とドラッグが主演（アリエル・ホームズ）の実体験に基づいて描かれる。
映画を観るとNYはお洒落に撮られることが多いから憧れを抱いてしまいがちだけど、これを観ると一気にそれが冷めるくらいのリアリティ。ケイレブ・ランドリー・ジョーンズのジャンキー演技が元々の顔色の悪さも相まってヤバい。人の顔をアップで撮る手法や、電子音を中心とした音楽がこの救いのない世界をより際立たせる。まぁ結局ドラックは自業自得ってことよね…。エンドロールへの入り方が好き。
