タイトルが素晴らしい!
お互い道具。指揮者も道具。奏者も道具。お互いの表現の為の要素にすぎない。まさにセッション、お互いを高めるとか綺麗事ではないのだ。
ジャズ映画と言えばルパンかセッションだ!
見せ方も似ている。
これに加えて鬼を出す!最高!
ラストのキャラバンで大興奮!
大野雄二っぽいスタート、音楽の様にテンポが良い。
捻じ曲がった性格の二人にしか分からない世界をスパルタ的に暴力的にパワハラで表現している。
この二人の共通点は目の敵にしているやつの自尊心を潰すこと。
静と動の使い方が上手く緊張感が凄い。
無能な奴はロックをやれ。と作中に出てくるがやはりジャズにはロックも入っている。ここら辺で分からないのが、アンドリューの早打ちにのめり込む感じをロック寄りの見方にしているがこれは否定的な表現なのか?
色んな要素(女、親戚、ライバル)をバランスよくコンパクトに入れられているのが観やすい要因。
観てて疲れるのはしょうがない。