ビル・へイダーとクリステン・ウィグという、コメディ好きなら100%反応してしまう2人が双子役で共演♪
たまーにある、コメディアンによる繊細ドラマです(重さ、注意w)
自殺未遂からはじまって
父親の悲しい事件と
母親の愛情不足
それが2人を不幸の星へ導いてしまったのか
性においても何もかも
不器用に深い水の底でグルグル回ってるだけの
ため息ばかりの双子の日常です
双子ならではの「通じ合う感覚」というのが良く描かれていて、それが2人の救いにもなれば、時にはお互いを引き摺り落とす落とし穴にもなり得る、そういう定めを受け入れながら、何とか這い上がろうと、もがく姿が、繊細かつ優しい目線で展開されます
ビルとクリステンの呼吸は、やっぱり素晴らしい♪
歌の口パクシーンは、コメディアンである2人の腕前が前面に押し出される、一番の見所まちがいなしな名シーン!
苦しみを分かち合った2人だけの世界の美しさよ!
なんですけど・・・
コメディアンの繊細ドラマって、必要以上に暗いんですよねw
それなりの覚悟で観なくてはいけませんけど、覚悟が出来ていれば新たな発見もあって、しんみりとはしますが、後味は悪くはないです♪
ビル・へイダーのゲイ役が、素朴に上手かった!!!