本年最後のレビュー。年末年始で久々にご家族そろって過ごされている方も多いのでは？そして、本作のように修羅場の連続を楽しまれて... おらず穏やかに皆様過ごされることをお祈りしてこちらの作品としました。コメント欄では、今年のまとめということで昨年に引き続き2022年のchunkymonkey各賞を発表します。
さて本作、父の葬儀のため久々に実家に集まった男３女１の４人兄弟で繰り広げられるドタバタファミリードラマです。もう、あっちでこんな、そっちでもこんなでてんこ盛りで飽きないけれど、まぁ大変そうな家族... が、ドロドロし過ぎず控えめながらコメディでまとめてるのがいいですね。
大家族だと必然なのか、それとも映画の作り自体が似ているのかわかりませんが、近所のオバサンたちの噂話で交わされるゴシップネタをありったけ詰め込んだような設定で、TVドラマの"ブラシス"こと「ブラザーズ&シスターズ」を連想したのは私だけじゃないはず。
アダム・ドライバーが演じるアホな弟もよいけれど、個人的にはお姉ちゃんがいい味出してたかな。とにもかくにも、修羅場に修羅場でどうなるの？と思いきや強引にいい感じに収まりほっこりするのも映画やドラマならでは。
ご家族で観賞すると、「まぁこれにくらべりゃウチは平和だな」と安心できるかもしれませんよ！
