森山綴

君が生きた証の森山綴のレビュー・感想・評価

君が生きた証(2014年製作の映画)
4.8
音楽映画だけれど
ただの音楽映画じゃない。
すごくいい音楽と人物
親父と息子の話だけじゃなく
もっと深く複雑な話。
どんでん返しもすごく重たいが
すごくいい。
最後のサムの歌には鳥肌と涙が。
邦題が”君が生きた証”
現代が”RUDDERLESS”
RUDDERLESSは劇中では
サムたちのバンド名。
ですが
サムとクエンティンの
どうしようもなく
どこに向かうかもわからない
みたいなところがでてて
すっごくいい原題だと思った。
個人的に大好きな俳優である
アントン・イェルチン(クエンティン)がすごくいい。
彼が亡くなって改めてこの作品を観たとき
邦題は気に入らないって言っていたんだけど
私のなかでは
”君が(アントンイェルチン)生きた証”
になっていました。
彼の鼻にかかってるような歌声
サントラもDVDも宝物です。
私の中では
スタートレックやターミネーターより
輝いてる彼の作品。
ぜひ観てほしい。
森山綴

森山綴