【恋愛映画のススメ】
あと1センチの恋 (2014)
◆映画のジャンル:
ロマンティック・コメディ
◆ロケーション:
・イギリスの田舎町
・ボストン / マサチューセッツ州
◆パートナー(カッコ内は公開時年齢)
♀️: リリー・コリンズ (25)
♂️: サム・クラフリン (28)
〈見処〉
①12年間の愛の軌跡を描くラブロマンス
・『あと1センチの恋』(原題: Love, Rosie）は、2014年のイギリス・ドイツ合作の恋愛映画。
・イギリスの田舎町で6歳の時から一緒に過ごしてきたロージーとアレックス。友だち以上、恋人未満の関係である彼らは、一緒に故郷を離れてアメリカの大学に進学することを約束していた。しかしロージーが同じクラスの青年の子どもを身ごもったため地元に残ることになり、アレックスは単身アメリカへ。
・互いへの気持ちを素直に伝えられないまま別々の人生を歩むことになった2人は、運命のいたずらに翻弄されながら近づいたり離れたりを繰り返していく…(eiga.com)
②結び…本作の見処は？
スター俳優を配せずも、良質なドラマが製作出来る好事例。
◎: 小さな出来事が重なり、すれ違いが続く２人から、大切な存在は失ってから気づくのでは遅いということがわかる。男女双方に対して感情移入出来る、良く出来た恋愛映画。
○: コメディ、ドラマ、音楽のバランスが良く、中弛みなく楽しむことが出来る。なかなか過激な下ネタも含まれるが、嫌味には感じない。
○: すれ違い期間中の「恋人」を選んだ行動原理にも納得出来るし、誰もが似たような思いをしたことがあるような気がする。
○: 本作のテーマを表す、原題よりも優れた邦題。(製作国のイギリスでは長さの単位に「センチ」を使用？)
