Mao

コーチ・ラドスール 無敵と呼ばれた男のMaoのレビュー・感想・評価

3.8
連勝無敗の記録を更新し続けるアメフトチーム。いつか負ける時が来るかもしれない恐怖もありながら、コーチを含めたチームはその絆で戦っていた。

ある時、コーチが病に倒れる。今までアメフトのことしか考えて来なかったため、家族との時間を過ごそうとコーチを辞めようと決意。
コーチがいなくなり、チーム内が徐々に不穏な雰囲気に。そしてある事件が起きる。


序盤から中盤にかけてはストーリーが淡々としていて、連勝記録が打ち止めになって、皆で一丸となり勝利を掴む感じになるんでしょ?と割と軽く観ていました。

でも途中からストーリーにのめり込んでしまいました!
一度不穏な空気が流れると、その空気飲まれてしまうの、分かります…!失敗しちゃいけないって過緊張になりすぎちゃうんですよね。

高校生というまだまだ成長過程にある子供たちのスポーツを通しての成長物語。何だか甲子園の高校球児たちみたいで、気付いたら心の中で頑張れ!と応援していました!

負けた時、人生のドン底にいる感覚に陥りますよね。そういった時に、前に向くために心に響くメッセージを届けるのがコーチの役割だと思っています。もし自分がコーチだったら、どんなメッセージを選手たちに届けるだろうか。
そんなことを考えさせてくれた作品でした。

あとちゃんとアメフトのルールも覚えたいと思いました!笑
Mao

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