めいろろ

Love Is All You Need?(原題)のめいろろのレビュー・感想・評価

Love Is All You Need?(原題)(2011年製作の映画)
4.3
同性愛者がマジョリティ
異性愛者(ヘテロ)をマイノリティで描き、いじめ・セクシュアリティ」の2つに焦点を当て、実話を基にしたストーリー。

ストーリをざっと言うと、
主人公の女の子アシュリーにはある日突然、心惹かれる子に出逢ったがその子は"男の子"。それを機に自分がヘテロセクシュアルであると自認する。だがここは異性愛に大反対で、ヘテロを病気扱いして"大人になれば治る"と言うような世界だ。ヘテロであることを友達に知られたアシュリーは多くの友達に酷くいじめられ、両親にさえも受け入れてもらえず、自宅のバスルームで自殺を決意してしまう。(という感じでしょうか)

子供は一日の多くを学校で過ごすため、学校という狭い社会の意見を鵜呑みにしてしまう。もちろん、全人類による理解は不可能だが、もっと広い視野で見れば世界のどこかに必ず自分の個性を受け入れてくれる人はいるんじゃないかと。

日本には同性愛者が「佐藤さん」の5倍いるだなんて聞いたこともあるけど(どうやって計算したのかは知らない)いつの日か「セクシュアル"マイノリティ"」だなんていう表現の意味合いも変わってくるのかもなぁ
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