テレビを付けても誰かと会話していても、
恋愛=ヘテロセクシュアルで、それ以外はある種存在を無視される。
真実や個性よりも皆数の多いものの方が"正しい"と見做され、少数派は無視されるか、よく思われないことが多い。
マジョリティとマイノリティの立場を逆転する事で、それがどれだけ間違えっていることかが顕著になり、とても考えさせられる作品だった。
恋愛はヘテロセクシュアルかそれ以外という二元論ではなく、人の数だけ違い、多様だということを知ってもらいたい。
恋愛する人も居るし、しない人も居る。
世界は想像以上に複雑で、だからこそ"同じ"人なんて存在しない。
マジョリティというカテゴリーなんかに優越感を感じてはいけない。