とらちゃん

カリートの道のとらちゃんのレビュー・感想・評価

カリートの道(1993年製作の映画)
4.5
アルパチーノが渋い!
最後の最後までかっこいいし、面白い!

デパルマ監督とアルパチーノのタッグはスカーフェイスでも観たけど、個人的にはスカーフェイスよりもカリートの道の方が好きかな。スカーフェイスの荒々しいアルパチーノよりもこっちの渋くてかっこいいアルパチーノの方が魅力的に感じる。それに、観ている間ハラハラする展開多くて観ていて楽しい。まあスカーフェイスも面白いけどね。

内容はマフィアの世界から足を洗い、堅気の仕事を得て、好きな女性とバハマに行き幸せに余生を過ごしたいという内容だけど、カリートは足を洗いたいのに、マフィアの頃の仁義が体に染み付いちゃっていて、うまくことが運ばないというのが観ているこっちもむず痒い。
カリートの親友弁護士の役をやってたショーン・ペンがめっちゃいい味出してて、序盤の方からなんかむかつくような感じでゲイルも言ってたけど気に食わない笑笑

特に、マフィアから電車で逃げるシーンからクライマックスまでは怒涛の展開でとにかく面白い。
エスカレーターのシーンとか明らかに同監督作品のアンタッチャブルのセルフオマージュでめちゃくちゃかっこいい演出。
そのほかにも、幾つもかっこいい演出があって最高だった。
好きなのは弾丸をゴミ箱に入れるとこの演出かな。スローがいい!

2023.22本目
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