エリ

雨の日は会えない、晴れた日は君を想うのエリのレビュー・感想・評価

3.0
タイトルが素敵で、そこから連想する薄暗い雨や何やら切ない展開を待っていたのだけど「全然違う」!
タイトルの通りのわかりやすい世界観を期待しすぎて、鑑賞中は正直「う〜ん」というモヤモヤから抜け出せず。

主人公から溢れ出る“わからなさ”をひたすら眺めている感覚になってしまい、肝と思われる『感情』の複雑さを痛感するけど、深い所までは理解が浅いのか響かず。
ながら鑑賞してたのも良くなかったな(-_-;)

でも主人公と、カレンの息子クリス(可愛い)が打ち解けて仲良さげなシーンは微笑ましくて大好き。
クリスのロック男子な着こなし、ヒョウ柄シャツ×黒パンとか可愛すぎた。
ハチャメチャにアレコレ壊す、二人の男子っぷりが爆発するシーンはちょっとカッコよくて楽しい。

●●●●以下余談・2017年まとめ

イエモンの『オトトキ』が2017年最後に観た作品かと思ったけど、本作が最後で全部で109本。

2017年、レンタル鑑賞でゴリゴリ来た手応えが特に残ってるのは
「初恋」「グランドブダペストホテル」
「親切なクムジャさん」「悪魔の追跡」
「ゼイリブ」「カイロの紫のバラ」
「お嬢さん」「ファントムオブパラダイス」
「Mr.&Mrs.スパイ」

劇場でうっっっわ...ってなった余韻が今も強めなのは
「破門」「ザ・コンサルタント」
「トリプルX再起動」「帝一の國」
「ジョン・ウィック チャプター2」
「スパイダーマン ホームカミング」
「ベイビードライバー」

記録をつけ始め2年半くらいだろうか、自分の好みが随分わかってきた一年だった。やっぱりゴリゴリしてるのは好きだし、影のある感じ、そこはかとないB級感があるとだいたい好きなんだと思ふ。
エリ

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