爽やか。夏の終わりに良さそう。
“Call me by your name”
“Love Simon”
二つを足して二で割った感じ。
生まれつき盲目のレオ。彼に小さい頃から寄り添い続けている親友ジョヴァンナ。転校生のガブリエル。三人の夏のひと時が美しく描かれる。
序盤はレオの心の葛藤を主に描いている。盲目だからといって制限されることへの不快感。過保護な親への苛立ち。自分に恋がやってくるのかという焦り。思春期だなぁって感じ。
次第に物語は進展し、三人の人間関係が主になってくる。完全に表に出さない曖昧な表現が可愛かった。
所々で星や月に例えて話をする。なんか洒落てた笑
良作です。
ぜひぜひ