痛い!寒い!辛い!熊怖い!痛い!痛い!痛い!
レオナルド・ディカプリオのアカデミー受賞作品✨こんな辛いこと耐えたのだから取らせてあげて!な極限の痛々しさ。
当時、劇場で観た時にスクリーンで観る必然性のある映画として「マッドマックス/怒りのデスロード」と並ぶのではないかと思える圧倒的映像の体感を存分に堪能した。
アレハンドロ・イニャリトゥ監督が「バードマン」から同じ撮影監督エマニュエル・レベツキと組んで、創り込みの室内劇から一転、壮大な自然で圧倒する映像史劇と180°転換しつつ、その変わらぬ徹底した完璧主義は恐れ入る。
とにかく荒涼たる自然の映像が美しかった。
そして、レオナルド・ディカプリオの壮絶な演技を目に焼き付けた。
熊との絶望的な闘い、瀕死からの復讐、息子への愛、、レオの剥き出しの演技は引くほどに凄みに満ちていた。
敵役のトム・ハーディも堂々たる存在感だった。
天才少年と名を馳せた「ギルバート・グレイプ」から23年。
「ウルフ・オブ・ウォールストリート」よりこの作品でディカプリオがオスカーを獲得したことは良かった気がする😂