老若男女問わず誰にでも響くハートフルお仕事ヒューマンドラマ。
ベンの温厚で上品で、いつも角を立てない物の言い方や主張の仕方、先を読んだ配慮など、素晴らしい人格者かつ仕事ぶりに尊敬でした。
そんな「いい人」が周りにいい影響を与えていって、組織がどんどんよくなっていくのは観ていて楽しかったです。
特にCEOジュールズとの年の差を超えた、お互いを尊敬しあえる友情の美しさはステキでした。
ジュールズが自分の仕事に誇りと情熱を持って、自社の品質向上に取り組んでる一生懸命さには、心が動かされます。
でも、そこは若さゆえ経験が圧倒的に足りなくて、従業員の名前も覚えられないし会議も遅刻は当たり前でパンク状態。
じわじわ募る従業員の不満。
家庭も、専業主父の夫に愛娘。
一見幸せいっぱいだけど、じわじわ歪みが出来てくる。
そこに現れたベンの優しさや知恵がジュールズを支えていき、2人の間に温かい絆が結ばれていく。
ベンの様々な神対応、カッコよすぎでした!
ハンカチ、差し出されたいw
若者にしたら、年輩者は考えが古くて煙たかったり、体力や記憶力も衰えてて、一緒にいるのはめんどくさいなとか。
年輩者にしたら、ずっと年下に教わるなんて嫌だとか、考えが違いすぎて理解出来ないとか。
そんな偏見がお互いあったりするかもしれないけど。
そういう偏見はナシにして、年齢関係なく個人の「人間力」を見て、プラスで若者だったら、若者ならではのエネルギッシュさや柔軟性、年輩者だったら、年輩者ならではの豊富な経験や知恵を発揮して、お互い尊重し合える関係を築いていけるのは、素晴らしいことだなと思いました。
★定年退職後、妻に先立たれ一人暮らしになった主人公ベン。
空いた時間と心を埋めようと、旅行や習い事を詰め込んでとにかく行動するも満足出来ない。
街の求人掲示板にある、IT企業の求人広告に目が止まり、シニアインターンとして応募。
見事採用されて働くことになるが、忙殺されてるCEOのジュールズは、シニアインターンの応募企画のことすら覚えてなくて、、。
予想外のプチオーシャンズ、とっても面白かったです!w