ヤマト

ブラック・スキャンダルのヤマトのレビュー・感想・評価

ブラック・スキャンダル(2015年製作の映画)
3.7
はい。僕の好きな実話ベース映画です。
鑑賞は2回目。
当時よりもストーリーは頭に入りました。

ガチガチのギャング映画では無いので、ちょっと退屈かも?

ギャング、FBI、政治家ともっと真っ黒な内容のストーリーかと思っていましたが、【ベネディクト・カンバーバッチ】演じる政治家のビリーはあまり関わって来ないですね。
むしろよく主演の【ジョニー・デップ】演じる兄のジミーとは真逆の世界に行ったなと感心しました。
まぁ後で調べたら兄の影響は受けてて可哀想ではありましたが。
真っ黒な感じはあまり表現されて無かったので、ビリーの黒い部分があるのであれば、もっと出して欲しかったです。

【ジョエル・エドガートン】が演じるFBIのジョン・コノリーは短い間の栄光でしたね。
ここは良い感じで、ギャングを利用して甘い汁をすするって感じが出てました。
ただ結局はビリーがジョンを利用していた形になるのかな?
まぁ悪さをし過ぎると駄目な訳ですよ。

とにかくこの3人を筆頭に豪華キャスト陣の割にはいまいちなストーリー(まぁ実話を元にしてるから仕方ない)で物足りなさはありますが、演技は満点です。
特に【ジョニー・デップ】が演じたビリー・バルジャーは本当にヤバかった。
ビリー・バルジャーの伝記映画って感じです。

フィクションでギャング&FBI&政治家のガチガチの悪を出して行けば、もっと面白かったかも?
ありがちかもしれませんが、この3人ならきっと面白い作品にしてくれただろうなーと思いました。

ジミーよく長い年月捕まらなかったな。
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