白髪一本でこんなに多くを語る映画を他に知らない。
事故をキッカケに、以来年齢がそのまま歳を取らなくなってしまったアデラインにブレイク・ライヴリー。 彼女はスタイルが良くてとても綺麗。 このアンチエイジングの時代、永遠の若さを手に入れたくて日夜メンテナンスに励んでる人も多い事でしょう。 でも、歳を取らないって、ある意味拷問の様で残酷で悲劇なんだなと思った。 好きになった人と共に老いていく。 こんな当たり前が、出来ないのだから。
娘との見た目の対比が、同級生に見えていたのが、やがてすっかり歳を取って自分を追い越して行くのは「インターステラー」みたいだった、エレン・バースティンだけに。
ハリソン・フォードが登場してからが面白い。
結婚40周年記念パーティーを前に、こんなにも動揺する夫を見てたらそりゃあ腹も立つ。 「さざなみ」か。 でも見た目があの頃のままのアデラインと再会したら、一瞬で時間が戻されてしまったのでしょう。
サンフランシスコは結婚前に退職金で母を連れて行った街。 坂が多くて夜景が綺麗でとても美しい所だった。