日本でも馴染みの深い中国の昔話の西遊記の三蔵法師が天竺への旅を始める前を描いた今作。
中国映画らしい見る人を楽しませるユーモラスと迫力、そして感動的なラストが印象的でした。そして、ヒロイン・段役のスー・チーが可愛かった。
日本で西遊記といえばモンキーマジックが流れるのが当たり前なので、今作には猛烈な違和感を感じながら見ていました。
また、モンキーマジックもそうなのですが、私の中での西遊記像と今作の西遊記がイメージが違って、なかなか映画の世界観に入ることができなかった。
ただ、ストーリーが終盤に向かっていくうちに今作の奇想天外な世界を好きになっていき、ラストは驚愕と爆笑でした。
何気なく見た今作でしたが、計算されたストーリーにすごいと感心させられました。
